マウンティング合戦!正妃を勝ち取るのは誰なのか!?「コールドゲーム」の魅力

ファンタジー

人気漫画家・和泉かねよし先生が送る珠玉のファンタジー。「このマンガがすごい2019」にもランクインしたことのある作品です。

小学館「ベツコミ」にて2017年から連載中。

今回は少女漫画「コールドゲーム」の魅力について紹介していきます。

一国の王と身分を隠した王女アルナは果たして結ばれるのか。

この記事を読めば、「和泉かねよし先生の新作ってどんな話?」「コールドゲームって面白いの?」を解決することができると思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです^^

コールドゲームの魅力3点

コールドゲームの魅力は3つあります。

  • 繊細で美しいイラストとは裏腹の悲嘆なストーリー
  • 王妃たちの謀略策略なんでもありのマウント合戦
  • 王と主人公の両想いなのに結ばれない運命

下記詳しく見ていきます↓↓

あらすじ

王女でありながら乗馬や剣を扱い、月光の髪とすみれ色の瞳を持つアルナ。

突如、王が変わり得体のしれない隣国・E国へ彼女は嫁いでいった。

母国に利益をもたらすため、E国で生き残るため侍女と自分を入れ替えて。

女騎士となったアルナは偽の王妃と共に宮廷へ赴くが、そこにはなんと5人の王妃がいた。

その後宮廷での作法を教えてもらうことになるが、その時すでに王妃の座を争う戦いは始まっていたのだった。

繊細で美しいイラストとは裏腹の悲嘆なストーリー

和泉先生はどの作品もすごく美しい絵柄をしていて、読んでいるだけでうっとりします。

しかし、新王は異母兄弟の兄王から疎まれ長い間死地に送り込まれていたり、王妃同士の争いで死人が出たりと、本作には幸せな展開は限りなく少ないです。

王道の少女漫画とは一味違いますが、想像以上の闇を持つ王妃たちのイス取りゲームはドキドキが止まらないことでしょう。

王妃たちは全員タイプの違った美女ぞろいで見ていて眼福です!

王妃たちの謀略策略なんでもありのマウント合戦

戦争を避けるため、自身の親のため、自分が国一番の女となるためなど、王妃たちの目的は皆それぞれ違います。

しかも正妃という唯一の座は、自国のビジネスや軍事、外交なども絡んでくるため一筋縄ではいきません。

王妃たちは自分が正妃になるために暗殺、悪事の企て、罵り合いなどなんでもお構いなしです。

中には女主人の力をこれでもかと自慢するパーティなども催されます。

表面上たおやかに振舞っていても、腹の底では醜悪で陰湿な姿は見ているだけなら面白いものです。

絶対に関わり合いたくはないですが…(笑)

王と主人公の両想いなのに結ばれない運命

地獄のような戦いが宮廷で繰り広げられていますが、本作にも少女漫画の一面はあります。

ストーリーが進むにつれて、年若い王と主人公は深く関わっていきますが、アルナの現身分は女騎士。

侍女を王妃と偽っている限り、どんなにお互いを想い合っていても結ばれることはありません。

そんなせつなく悲しい物語を描くのが和泉先生の真骨頂であると感じます。

2人の姿を見ていてもどかしい~っくっついて~!と思わずにはいられません。

まとめ

今回はコールドゲームの魅力について解説しました。

これから先、正妃争いは熾烈を極めていくことでしょう。

果たして王女アルナは幸せになることができるのか?今後も見守っていきたいです^^

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